- 本田圭佑のワールドカップ解説が面白すぎる
- サッカーだけじゃなくて他のスポーツも解説してほしい
- 今後も本田圭佑の解説は見られる?
「死のグループ」と言われたカタールワールドカップの予選を見事1位通過し、日本中を熱狂の渦に巻き込んだサッカー日本代表。
そんななか、日本代表OBである本田圭佑の解説が爆発的な人気を博し話題となりました。
本田圭佑の解説を見たいがためにABEMAへ新規登録したという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ワールドカップ期間中に話題となった本田解説の様子や、今後の解説者としての活動予定について詳しく解説していきます。
解説者としてだけでなく、本田圭佑の現在について知りたい方は下記記事をご参照ください。
ワールドカップ期間中にバズった本田語録
まずはワールドカップ期間中にSNSでバズった本田圭佑の解説語録を見ていきます。
- 音楽のチョイス誰がやってるんですかね?もっとぶっ飛んだ音楽でもいいんだけどな
- ギュンドアンうざいなー
- 要ります?副審
- ななふぅん(7分)!?
- あ、でもコスタリカあんま強ないぞ!
- 僕もプレーしてたんですけど名古屋で、相馬さん知ってるかな?
- 4番穴やぞ
- 佑都のパスが雑い
- コイツの顔見てください、全然ファウルちゃうやんって言ってますね
- でも今のはめっちゃ勝手なこと言うと決まらなくてよかったです、早すぎます
- 遅いねんオフサイ、出せや
- 俺がラインズマンやろか
- まだ泣くの早いって
- うわ、コイツめっちゃうざいわ
- ごめんなさい危なくなるかな思って全然話聞いてなかったです
- 左利きやからコイツ、右では入らへんわ
- ペリシッチお前嘘つくなや
これだけ並べると解説者というよりサッカー好きの評論のように見えますが、このような解説者らしからぬ言葉が出るたびSNSではお祭り騒ぎでした。
特に今大会ではアディショナルタイムが長く設定されており、本田が「ななふぅん(7分)!?」と毎試合びっくりしている様子を真似する方も続出しました。
そのため7分を流行語大賞に!と推す声も多く聞かれましたね。
話題となったカタールワールドカップの初陣ドイツ戦
本田圭佑の解説が話題となったきっかけが、初戦の日本vsドイツ戦でした。
ギュンドアンうざいなーと感じたことを嘆いたり、コイツ邪魔してるやんと不満を示す部分が視聴者からの親近感を呼び、本田圭佑の解説面白い!と一気に拡散されます。
オフサイドに関しては半テクノロジーシステムを導入しており、アバウトな判定はすべてVARへ任せるというスタイルを取り入れていることから、副審要ります?と突っ込む場面も見られました。
なんといってもゴールやオフサイド判定時の興奮具合や、アナウンサーの声も聞き逃すほどの集中力が、視聴者の応援熱を加速させていきました。
本田圭佑の解説はなぜ人気になったのか
本田圭佑のサッカー解説はなぜこんなにも人気となったのでしょうか?
主に4つの理由を解説します。
解説者らしからぬワードセンス
本来解説者は丁寧できれいな言葉遣いというイメージが強いですが、本田圭佑は良い意味で解説者らしからぬ言葉遣いが多く話題となりました。
コイツめっちゃうざい、相手の4番穴やぞ、など普段のサッカー観戦では聞きなれない激しい言葉が逆にお茶の間へウケ、人気が出たというわけですね。
言葉遣いはやや乱暴でしたが、元日本代表の先輩である本田圭佑は、あえて後輩プレーヤーたちに「さん」付けをするという独特のポリシーがありました。
これは「歴が先輩というだけで馴れ馴れしいと腹立つやろ」という考えからだったようですが、こういった他の元日本代表解説者にはないオリジナリティも返って受けたのかもしれません。
初心者でも分かりやすい戦術の解説
本田圭佑の戦術的な解説は、初心者でも分かりやすいと好評でした。
ぱっと見てボランチのところとか、もっとボール出せる選手を選ぶとか、(遠藤)航はかなり安定しているし、攻撃参加もできなくもないけど、パサーかと言われればそうじゃない。
航のところとか、佑都とか麻也が持ったときの鎌田さんとかが微妙にフリーになる時間がある。
あそこからさばけるように出せるような選手がいたら、もっとチャンスが作れた。
このように、どこを改善したらもっとうまくいっていたかを分かりやすく的確に話せることも、理解しやすく人気が出た要因の一つだったのでしょう。
選手目線な発言も多く初心者も納得できる
サッカーを見ているとたまに、なんでもっとボールに寄せないんだ!前がかりに行き過ぎじゃないか?などとむずがゆくなることがあります。
「今のはおれが試合に出た方が良いプレーできる」なんて思ったことがある方もいるのではないでしょうか。
しかし、一流の選手たちを相手にすると思うようにプレーできず、ピッチに立っている人間にしか分からないこともあります。
そういった疑問を、本田圭佑は自身の経験や相手の戦術も踏まえ分かりやすく解説してくれていました。
プレス行き過ぎなんすよ。
もうちょっと引いてから行った方が良いと思います。
なんか行けそうな雰囲気もあるんですけど、麻也たちディフェンスの負担がめっちゃかかります。
このように、ガンガン攻めるよりバランスが重要な局面など、選手はもっとこうした方が良いという戦術論も多く話しています。
そうすることによって、視聴者も納得しながら見ることができました。
現地解説槙野や寺川アナウンサーとの掛け合いが面白い
カタール現地の解説員である元日本代表槙野智章と、解説で本田圭佑の相方を務めた寺川アナウンサーですが、試合中に話す本田とのやり取りが面白いことも人気の一つでした。
槙野「どちらかと言うと久保選手が後ろを気にしすぎて行けてない印象」
本田「じゃあタケもっと行っていいやん」
槙野「ちなみにFトーレスはエンリケ監督の娘と付き合っているんですよ。そういう意味ではFトーレスも絶対にゴールを決めたいと思ってるんじゃないすか?」
本田「いやいや、日本が勝ってるときに冗談やめてもらってもいいかな」
槙野「すいません、すいません」
友人同士でサッカー観戦をしているような親近感が面白く、癖になります。
寺川アナ「キープする本田、失礼キープする久保です」
本田「僕、出た方がいいですか、試合出ましょか」
寺川アナ「すみませんごめんなさい(笑)」
寺川アナ「日本サポーターの声が本当に多く聞こえています」
本田「確かに、(ここは)埼玉スタジアムっすか?」
寺川アナ「いいえ、カタールのアルジャノブスタジアムです」
一方寺川アナとの会話は、本田のボケに対して寺川アナが淡々と答える様子がじわじわと来て、面白いと話題になりました。
スペイン戦でゴール時のVAR判定が出た際には、ラインギリギリの際どいプレーから3人で協議する掛け合いも見ものでした。
寺川アナ「少しでもライン上に残っていればインプレーです」
槙野「会場の雰囲気でゴールに持っていってくれ」
本田「これおかしなこと言うようですけど、決まってない方が良いという考え方も」
寺川アナ「また前半と同じような話ありますか(笑)」
槙野「これは決まってた方が良いです」
アナウンサーとしての仕事を全うする寺川アナの調子を崩すような、本田独特の返しが最高でした。
解説好調の為2戦目以降も本田圭佑の解説継続
元々本田圭佑は第1試合のドイツ戦のみしか解説することが決まっていませんでした。
しかし、あまりの反響から残りのグループステージも本田圭佑が解説を担当することとなります。
さらに日本が決勝トーナメントに進出してからも急遽本田の解説が決まり、国民は歓喜の渦に包まれました。
結局本田は準決勝と決勝でも解説を務め、計6試合担当します。
どうやら決勝トーナメントのクロアチア戦は、中山雅史さんと中田浩二さんで決まっていましたが、急遽本田圭佑が解説を務めることとなったようです。
お二人ともサッカー界、そして解説者としても功労者ですが、それを差し引いても本田をキャスティングすべきとABEMAも判断したということですね。
ABEMAの視聴者数から見る本田解説の人気ぶり
本田の解説でサッカー中継を放送したABEMAでは、相当な人数がリアルタイムで視聴していました。
試合 | 視聴者数 |
---|---|
日本代表vsドイツ代表 | 1,000万超 |
日本代表vsコスタリカ代表 | 1,400万超 |
日本代表vsスペイン代表 | 1,700万超 |
日本代表vsクロアチア代表 | 2,300万超 |
試合を重ねるごとに、視聴者数も右肩上がりに増えていますね。
まだまだ地上波の方が視聴者数は多いですが、ABEMAは歴代の視聴者数を次々と更新し、本田を解説に抜擢したのはABEMAの作戦勝ちとまで言われています。
さらにはあまりの人気ぶりに、サーバーがダウンしないよう視聴者制限まで設けられました。
リアルタイムに本田の解説でサッカー観戦できなかった方々は、非常に残念でしたね。
決勝戦では解説者らしからぬアルゼンチンびいきが話題に
他国同士の試合解説であれば、本来中立的に両チームを解説するのが通常です。
しかし本田は解説者の立場関係なく、試合開始前からアルゼンチンを応援すると宣言していました。
- 「僕は素直にアルゼンチン応援してもいいんですか?」
- 「アルゼンチン、バモス!」
- 「いやほんま、フランス応援してる人には申し訳ない、ごめん」
これには同じく解説者の寺川アナも、どちらの解説もしていただければ…と笑いながらもやや困惑気味でした。
SNSでは一部で解説者としての仕事をしろという声もありましたが、これはこれで面白いと盛り上がっていました。
本田圭佑の解説SNS評判
本田の解説がSNSでバズっているということで、SNSの評判を見てみます。
- 本田圭佑さんの実況は聴いててホントに面白いな
- 言葉が汚い(下品)のがつらい
- 本田圭佑さんの「①プロ目線の鋭い説明」+「②個人的な感情」のハイブリッド解説が多くの人に受けた
- 現役の率直な解説というか、感想というかw
- 年下の選手に「さん」付けで話しているのがとても好感を持てます
- 他の解説つまらねーw 本田圭佑を呼んでくれ!
- 高校サッカーの解説、本田圭佑やってくれんやろか?
- WBCの解説は本田圭佑がいいな
口コミ・評判の情報元:Twitter
やはり基本的には面白い解説と好印象な様子でした。
しかし、一部の方には荒い言葉遣いが受け入れられなかったという声もあります。
そしてワールドカップが終了した現在、早くも本田解説ロスが生まれています。
本田圭佑のおもしろ解説に慣れてしまった人からすると、他の競技や試合でも本田の解説を望む方が多いようですね。
本田圭佑は今後もサッカー解説者を続けるのか
大半の方は今後も本田の解説を見たいと望んでいると思いますが、当の本人はどのように考えているのでしょうか。
自身のYouTubeチャンネルでライブ配信を行ったとき、選手じゃない立場でのW杯の感想を改めて問われ、このように答えていました。
めっちゃ悔しいですよ
だからもうたぶん解説の仕事はやることはないし
そんなビックリする?続けないでしょう。続けないと思いますよ
物事に絶対はないので、絶対とは言わないですけど、でもたぶん続けないですね
ブレないことで有名な本田圭佑がこのように語っている以上、今後の解説担当の望みは限りなく低いと言えます。
とはいえ、ワールドカップ本戦に限れば4年後で何が起こるか分かりませんので、期待しながら朗報を待ちましょう。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、ワールドカップ期間中に話題となった本田解説の様子や、今後の解説者としての活動予定について詳しく解説してきました。
改めて本田圭佑の影響力は凄まじく、多くの視聴者を熱狂の渦へ包み込んだことが分かりましたね。
将来的には解説者・監督・コーチ、どの立場でも構いませんので、また癖のある本田節が聞きたいですね。