- 侍エンジニア塾を作った人ってどんな人?
- 侍エンジニア塾が炎上したから創業者も悪い人なの?
- 木内翔太さんの人となりを知りたい
日本でエンジニアスクールを広めた第一人者と言っても過言ではない木内翔太さん。
侍エンジニア塾は炎上騒動もあり名前だけでも聞いたことあるという方も多いと思いますが、創業者がどんな方かは知らないという人も多いと思います。
そこで今回は、エンジニアスクールを世に広めた木内翔太さんの経歴や功績を調査していきます。
木内翔太の基本情報と経歴
学校の先生に「ゲームが好きなら自分で作ればいいよ」と言われ、独学でBASICを学ぶ
大々的ではなく、小規模な起業をする
講師を雇いながら個人にプログラミングを教える
日本初のマンツーマンプログラミングスクール(侍エンジニア塾)を運営
株式会社SAMURAI代表取締役社長から、CEOになる
ゲームが好きなら自分で作れば良いと言った当時の先生もすごいですが、その言葉を真に受けて小学生から独学でプログラミングを学ぶ木内さんの方がもっとすごいですね。
その後フリーランスから起業しましたが、起業当初は元々経営者になろうと思っていたわけではないそうです。
こちらの対談動画で話されていますが、独学で学んできて教えることが苦手だった分、スクール形式で先生を雇って生徒さんに教えていた延長上で事業を立ち上げたと説明しています。
小学生からプログラミング学習をスタート
小学生の時先生から、「ゲームが好きなら自分で作れば良いよ」と言われ、独学でプログラミングの勉強を始めます。
最初はBASIC(初心者向け汎用記号命令コード)を勉強するも、それだけではゲームがうまく動いてくれなかったので、さらに独学でC言語を学んだそうです。
興味のあることだからこそ独学でも学べたのだと思いますが、一般的に独学でプログラミングを学ぶと継続率が1割と言われています。
大の大人がなかなか継続できないことを、子供ながらに独学で研究していったのはとても真似できるものではありませんし尊敬できます。
木内翔太さんはまさに「独学の天才」と言えますね。
起業前はフリーランスエンジニアとして活動
起業前はフリーランスエンジニアとして活動します。
当時パソコンを触ったこともないくらいの友人から、プログラミングを教えてと言われマンツーマンで教えると、メキメキと上達して半年後にはフリーランスで活動できるレベルのエンジニアへと上達したそうです。
プログラミングを教えて人生が変わっていく友人の様子を間近で見て、教育の素晴らしさに気付き、最初はフリーランスという立場で他の人にもプログラミングを教えていきました。
事業拡大は教えることが苦手だったから?
教育の素晴らしさには気付いたのですが、独学で学んで来た分、分からない人の気持ちが分からなかったそうです。
そういった経緯もあり教育の際には、何人か先生を雇いスクール形式でプログラミングを教えていました。
つまり木内さんは、起業する前からプログラミングをスクール形式で運営していたということですね。
経営する会社の炎上騒動のまとめ
木内翔太さんが経営する株式会社SAMURAIでは、過去に広告の違法掲載やクライアント軽視の問題から炎上しています。
- 「○月○日まで無料」の広告を常に1週間後表記で出るように掲載していた
- 上記を景品表示法違反と認めず謝罪文を提出した
- 上達しなければ受講料返却と謳っておきながら返金対応しなかった
- 炎上騒動の批判記事をGoogleへ社内で削除依頼していたことがバレた
- プログラミングスクールなのにサンプルコードが間違っていた
- 受講生の急増に伴いメンターが揃わず、初回講義まで1ヶ月近く生徒が放置された
事業拡大を第一に考え、かなりイケイケだった様子が伺えます。
当時は短期間で次々に問題が発生しており、小さな火種が集まり大きな炎へと変わっていきました。
当時は利益追求を優先して、顧客への敬意を欠いていたと木内さんも反省の意を述べています。
また、反省するだけではなく、顧客のことを第一に考え事業を正しい方向へと改善するための取り組みも発表しています。
- 入塾料を明確に表記して、違法掲載できないように改善
- インストラクターを増員して、3日以内に初回講義を行えるよう改善
- インストラクターの採用基準を厳格化して、先生側の質を高めた
- インストラクターにもメンターを付け、コンプライアンスやコンサルティングの徹底指導
- 顧客満足度を測るNPSを導入して、顧客にも満足度を可視化できるよう改善
- 社内ブログも全て見直し、サンプルコードの誤りがないか確認した
- 受講満期を迎えても延長、もしくは卒業後のサポート制度を追加した
- インストラクターにも福利厚生サービスを提供して社内満足度を高めた
過去の過ちを認め、今は顧客満足度を第一に優先して事業活動をされているということですね。
木内翔太さんはプログラミングスクールを世に広めた功労者
日本初のインターネットプログラミングスクールは、インターネット・アカデミーです。
しかし、マンツーマンで指導するプログラミングスクールを世に広めた第一人者は木内翔太さんと言われています。
起業当時プログラミングを学ぼうと思ったら、プログラミングの専門学校へ通うことが主流でした。
しかし、現役のエンジニアを副業で講師にして初心者へ教える流れを作ることで、プロエンジニアの新しい収入源確保と、発展に比例して追いついていないIT業界の人材確保、どちらとものニーズをマッチングさせた功労者と言えますね。
結論 木内翔太さんは若くして成功を収めた経営者
幼少期からプログラミングに目覚め、独学でスキルを身に着けた木内翔太さん。
22歳と若くして起業し年々規模も大きくなっており、木内さんは若くして成功を収めた経営者と言えます。
ただ、全てが順風満帆だったわけではなく、起業当初はメンバーの離脱などあり波に乗れず、1年間はご飯を美味しく感じられなかったと公式ブログでも語っています。
侍エンジニア塾は今、顧客満足度を測るNPS(ネットプロモータスコア)でも+50と、他社と比べても高い数値を出しています。
うまくいかないことや炎上騒動の時期もありましたが、今ではお客様第一目線で改善されています。
当時のことは本人も反省していると話しており、ここ数年は悪い噂も聞かず侍エンジニアも安定していることから、経営者として正しい方向へと歩まれているのではないでしょうか。
侍エンジニア塾の評判は?
木内翔太さんが創業した株式会社SAMURAIが運営している、プログラミングスクールの侍エンジニア塾。
ネットやSNSに書かれてある評判を見てみます。
- マンツーマンで学べるのは有難い
- オンラインで通いやすい
やはり初心者にとってはマンツーマンで学べる部分がかなり大きいようですね。
- 費用が高い
- 過去のイメージが悪く入会を戸惑う
いくら解決されているからといえ過去の悪いイメージが付き纏っている印象です。
もちろん過去に炎上するほど問題を起こしたのであれば、いくらそれが改善されようとも入学する気になれないという方は一定数いますよね。
主な評判はこのあたりで、今回は木内翔太さんの記事のため詳しい内容は割愛しています。
より気になった方は下記記事をご参照ください。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、エンジニアスクールを世に広めた木内翔太さんの経歴や功績を調査してきました。
- 木内翔太さんは小学生から独学でプログラミングを学んだ独学の天才
- 教えることが苦手だからこそスクール事業の形式で運用していた
- 侍エンジニア塾は過去に炎上するも、今は改善され顧客満足度も高い
最近急激に会員数を伸ばしているエンジニアスクールもありますが、一度炎上して顧客第一目線に改善された侍エンジニア塾は、ある意味安心して通うことができるかもしれません。
株式会社SAMURAIではすでにCEOとなり現場はある程度任せているようなので、新しい事業を今後立ち上げることも十分考えられます。
若くして成功した木内翔太さんの、今後の事業展開にも注目ですね。