クラウドソーシングおすすめ5選 | 各サイトの特徴を徹底解説

コロナウイルスの影響で在宅ワークが普及したことにより、副業として人気のクラウドソーシング。

ただ、いざ副業として始めようにも、自分のスキルに合ったサイトがどれか分からない。

そもそもサイトがたくさんあってどこに登録すればいいか分らない、となかなか始められない方も多いですよね。

そこで今回は、おすすめのクラウドソーシングサイトのご紹介から、初心者がクラウドソーシングを使って稼ぐためのコツまで、詳しく紹介していきます。

目次

初心者でも簡単!おすすめのクラウドソーシングサイト5選

実はクラウドソーシングサイトを提供している会社は、数だけ見ても50社以上あります。

沢山おすすめとして紹介しても結局どれがいいの?となってしまいかねないため、今回はタイプ別に絞り、選りすぐりの5選として紹介していきます。

①「クラウドワークス」

引用元:クラウドワークス

 

項目内容
運営会社株式会社クラウドワークス
会社設立2011年11月~
本社東京都渋谷区恵比寿
資本金26億8,721万円
会員数約300万人
会社実績2012年「日本を救う次世代ベンチャー100」に選出
2014年「テレワーク推進賞」で会長賞を受賞
2014年 東証マザーズ上場
2015年「日本ベンチャー大賞」受賞
仕事カテゴリ
  1. システム開発
  2. アプリ・スマートフォン開発
  3. ホームページ制作・Webデザイン
  4. ECサイト・ネットショップ構築
  5. デザイン
  6. 動画・映像・アニメーション
  7. 音楽・音響・ナレーション
  8. ネーミング・アイデア
  9. ライティング・記事作成
  10. 事務・カンタン作業
  11. ビジネス・マーケティング・企画
  12. 翻訳・通訳サービス
  13. 写真・画像
  14. 3D-CG制作
  15. 製品設計・開発
  16. 相談アドバイス・暮らし・社会
  17. プロジェクト・保守運用メンバー募集

 

クラウドワークスには仕事形式が3つあります。

プロジェクト方式

受注者が見積書を出して、クライアントが確認して仕事を任せるか決める流れになります。

細かくは「固定報酬」と「時間単価」に形式が分かれています。

固定報酬は、気に入った仕事へ応募して、完了したときに報酬がもらえる仕組みです。

時間単価は、時給いくらと決まっており、作業時間に合わせて報酬を受け取る仕組みです。

企業から気に入ってもらえた場合は、今後も優先して仕事の依頼を受けることがあります。

コンペ方式

イラストなど企業が依頼した案件に提出して、気に入って採用してもらえたら報酬がもらえる流れになります。

採用してもらえた場合のみ報酬を受け取れるので「安定した収入」ではありませんが、その分報酬単価の高い案件が多いです。

タスク方式

1案件いくらと決まっており、設定された納期までにクライアントへ提出する流れとなります。

3つの中で一番オーソドックスな形になっており、スキルのない方はまずタスク方式をたくさんこなして実績を作るのがおすすめです。

おすすめポイント
  1. 業界最大手のサイトで安心できる
  2. 案件数が多く、初心者でも色々と仕事を選べる
  3. 実績を積めばクライアントから仕事依頼されることがある
  4. 充実した福利厚生システムを活用できる
  5. 仮払いシステムで業者の未払いを事前に防げる
懸念ポイント
  1. 明らかに低単価な案件が存在する
  2. 登録者数が多い分応募しても落ちる可能性が高い
  3. 蓋を開けるとマルチ商法の勧誘など一部悪質業者がいる

国内No1の登録者数を誇るサイトになっており、案件数も充実しています。

会社の規模と実績を考えても、初心者の登録にはクラウドワークスがおすすめです。

ただ、規模が大きい分一部悪質な業者もいます。

業者がクラウドワークスへお金を先に払い、受注者が納品をしたらクラウドワークスからお金が入る「仮払い」システムがあるので安心とは言っても、一部例外はあります。

例えばコンペ方式で、応募した後クライアントのアカウントそのものが消えてしまいアイデアだけ募集して逃げてしまうという事例もあります。

こういった案件に引っかからないように、事前にクライアントの評価と実績を確認して質を判断する必要はあります。

とはいえあくまでも極一部のクライアントの為、サポート体制も整っているクラウドワークスを選んで間違いはないと言えます。

②「ランサーズ」

引用元:ランサーズ

 

項目内容
運営会社ランサーズ株式会社
会社設立2008年4月
本社東京都渋谷区渋谷
資本金1億7,540万円
会員数約110万人
会社実績2015年 フィリピンに現地法人を設立
2016年「新しい働き方LAB」を渋谷に新設
2019年 東証マザーズ上場
仕事カテゴリ
  1. プログラミング・システム開発
  2. マーケティング・Webマーケティング
  3. デザイン・Webデザイン
  4. 動画・アニメーション・写真
  5. ライティング・翻訳
  6. ビジネス・コーポレート
  7. 音楽・ナレーション
  8. データ

ランサーズの仕事形式も、プロジェクト、タスク、コンペの3つに分かれます。

おすすめポイント
  1. 業界大手のサイトで安心できる
  2. 好条件な案件が多い
  3. 違反警告機能があり、違反業者を報告できる
  4. 福利厚生システムを活用できる
  5. 仮払いシステムで業者の未払いを事前に防げる
懸念ポイント
  1. 登録者数が多い分応募しても落ちる可能性が高い
  2. 手数料が最大20%と高い

クラウドワークスに続く業界大手のクラウドソーシングサイトになります。

仮払い制度と受注者のサポート体制がしっかりしており、安心して登録できます。

ライティングやデザイン制作をするならクラウドワークスより優れており、時期によっては2倍3倍と差が生まれます。

ランサーズの設けた基準を満たすと「認定ランサー」の称号を得ることができ、安定して仕事を受注できるようになります。

引用元:ランサーズ

業界の規模としてもクラウドワークスとさほど差はありませんが、ブログ作成やデザインを考えたいと最初から方向性が決まっている方はランサーズをおすすめします。

③「ココナラ」

引用元:ココナラ

 

項目内容
運営会社株式会社ココナラ
会社設立2012年11月
本社東京都渋谷区渋谷
資本金11億4810万円
会員数240万人
会社実績2019年 全国でテレビCMキャンペーンを実施
2021年 東証マザーズ上場
仕事カテゴリ
  1. イラスト・漫画
  2. デザイン
  3. Webサイト制作・Webデザイン
  4. 動画・アニメーション・撮影
  5. マーケティング、Web集客
  6. 音楽・ナレーション
  7. ライティング・翻訳
  8. ビジネス代行・コンサル・仕業
  9. IT・プログラミング・開発
  10. 占い
  11. 悩み相談・恋愛相談・話し相手
  12. 学習・就職・資格・コーチング
  13. 住まい・美容・生活・趣味
  14. オンラインレッスン・アドバイス
  15. マネー・副業・アフィリエイト

ココナラの仕事形式は、提供したいスキルの自己アピールから始まります。

自分のスキルを出品して、希望者が頼みたいとなって初めて成立します。

おすすめポイント
  1. カテゴリが豊富で得意を仕事にしやすい
  2. 追加の要望を受けるとおひねりをもらえる
  3. 集客はココナラが行ってくれる
  4. 誰でも自由に参加できる
  5. 携帯アプリもある
懸念ポイント
  1. すぐに依頼が来るかは分からない
  2. 専門的なスキルがないと稼ぎづらい
  3. 個人の依頼者もいるため質の保証は難しい

自分が持っているスキルや経験を商品にして売れる、面白い発想のクラウドソーシングサービスになっています。

占いや愚痴聞きなど、大手クラウドソーシングサービスでは取り扱っていない案件も多数あるため、この特技はスキルとして出品できるかも!という方におすすめです。

④「Shufti (シュフティ)」

引用元:シュフティ

 

項目内容
運営会社株式会社うるる
会社設立2001年8月
本社東京都中央区晴海
資本金10億3,338万円
会員数約40万人
会社実績2013年 インドネシアに子会社設立
2017年 東証マザーズ上場
2017年 クラウドワーカーを活用した「フレックスコール」をリリース
2019年「フレックスコール」をリニューアルした「fondesk」をリリース
仕事カテゴリ
  1. データ入力・商品登録
  2. ライティング
  3. 営業・カスタマーサポート・リサーチ
  4. デザイン・写真・動画
  5. Web制作・Webデザイン・開発
  6. 翻訳
  7. シュフティ外出

シュフティの仕事形式は、プロジェクト、タスクの2つに分かれます。

おすすめポイント
  1. クライアントへ再発注してもらいやすい
  2. システム手数料が10%と比較的安い
  3. 登録から作業まですべてスマホで完結できる
  4. 簡単な仕事が多い
懸念ポイント
  1. 大手と比べると案件は少ない
  2. 単価の安い案件が多い
  3. 振込手数料がかかる

シュフティという名が付いている通り、作業の合間にできる簡易的な作業が多く、主婦の方へおすすめです。

システム手数料も大手サイトの相場である20%と比べると少なく稼ぎやすいですが、別途報酬を受け取るときは振込手数料が540円かかります。

こまめに報酬を受け取ると振込手数料で高くついてしまうため、ある程度稼いで振り込んでもらうようにした方が良いでしょう。

案件数はあまり多くないので、大手のサイトと併用しながら利用してもいいかもしれません。

「Bizseek(ビズシーク)」

引用元:ビズシーク

 

項目内容
運営会社株式会社アイランド
会社設立1999年11月
本社東京都新宿区西新宿
資本金2,300万円
会員数約6万人
会社実績許認可取得あり
労働派遣事業 派13-313836
有料職業紹介事業 13-ユ-312028
仕事カテゴリ
  1. システムアプリ開発
  2. Webデザイン
  3. グラフィックデザイン
  4. ライティング
  5. 軽作業
  6. ビジネスその他

ビズシークの仕事形式は、プロジェクト、コンペの2つに分かれます。

おすすめポイント
  1. システム手数料が業界最安値
  2. 国から認可を受けている会社で信頼できる
  3. 大手にはない変わった依頼を受けられる
  4. 大手と比べると競争率が低く受注しやすい
  5. 仮払いシステムで業者の未払いを事前に防げる
懸念ポイント
  1. 大手と比べると案件は少ない
  2. 仕事を受ける前に直接業者とやり取りできない

ビズシークは大手と比べると競合が少ないので、自分のペースで仕事を受けたい方にはおすすめです。

また、システム手数料は5%~10%と業界最安値になっており、稼ぎやすくなっています。

仕事内容も買い物代行や折り紙を作ってほしいなど、珍しい依頼がたびたび掲載されており、初心者でもすぐに取り組める内容が多いです。

唯一の難点としては案件数に限りがある為、こちらも大手サイトと併用してもいいかもしれません。

初心者におすすめの仕事内容4選

サイトだけではなく、初心者でも簡単に始められる仕事内容も4つご紹介します。

①アンケートモニター

初めて仕事を受けるときに一番おすすめの案件になります。

お題に対して回答するだけで報酬を受け取れるため、仕事と気負うことなく行えます。

単発で全体的に報酬は安いですが、初心者でも手軽にできてサイトの仕組みを理解するうえでも丁度いいでしょう。

②データ入力

データ入力には大きく分けると2つに分かれます。

①PC入力やテープ起こしなどのタイピング作業
②商品のデータ入力

どちらもキーボードを入力するくらいの作業のため、初心者でも簡単に作業できるのが特徴です。

単純作業ではありますが、納期が短い案件もあるため、自分の作業ができる時間と相談しながら依頼しましょう。

③ライティング

決められたテーマと文字数に合わせて記事を書くお仕事です。

初心者でもできますが、文字を書くことが得意だとなお良いです。

最初は1文字1円ほどからスタートの場合がほとんどで単価は安いですが、信用と実績を積み上げていくと2円3円と単価が上がっていきます。

受注者側も信頼できるクライアントを見つけることが稼ぐ近道です。

④テープ起こし・文字起こし

会議や講演会などに録音されたテープを聞いて、Wordに文字を打ち込む仕事です。

種類は2つありますが、音声を全て打ち出すか、「あのー」「えーと」という余分な部分を省くかくらいの違いなので、作業内容としてはタイピングだけに変わりありません。

相場は1文字1円となっており、単調作業な分初心者にもおすすめです。

クラウドソーシングで稼ぐ5つのコツ

副業未経験や特化したスキルが無くても、クラウドーシングは始めやすいことは分かったと思います。

ただ、何も考えずに請け負った仕事を捌くだけではクライアントの評価が上がりにくいため、何を意識して取り組めばより評価につながり稼げるようになるのかを5つ、コツとしてご紹介します。

①約束はしっかり守る

約束とはクライアントとの納期のことです。

仕事を請け負う以上当たり前のことではありますが、業務も仕事のやり取りも全てオンライン上になり顔を合わせる場がありません。

信頼を築くのはまず頼んだ仕事を確実にやってくれるかどうか、しかありませんので、長期的なお付き合いを考えるうえでも約束はしっかり守りましょう。

さらに言うと、納品日よりも前倒しで作業を終わらせると仕事が早いと思われ、クライアントに良い印象を与える事ができます。

②レスポンスはとにかく早く

こちらもクライアント目線の立場になった時、返信が早い人の方がスムーズにやりとりができて仕事がしやすい、と思われるのが明白ですよね。

①と同様社会人として当たり前とよく言われる部分ですが、信頼を築くうえで非常に重要な要素になってくるので意識しましょう。

③最初は低単価の仕事をたくさんやる

こちらは始める前から専門的なスキルがあれば別ですが、そうでない方は最初から高単価の案件を受注することは難しいでしょう。

まずは低単価でも簡単な仕事をたくさん受注して、実績を積み上げましょう

大抵のクラウドソーシングサービスはマイページに実績が表示されます。

実績と評価、要するに①~③を繰り返すことで着実に高単価案件を受注できる可能性が高まります。

④得意分野を作る

ある程度流れも理解して作業にも慣れてきたら、自分の得意分野を作りましょう。

黙々と文字を打つのが好きなら文字起こし、自分の趣味を題材にしてエントリーできるならライティングなど、自分の好きと得意を分析してみる。

思い浮かばない場合は、ひとまず全てのジャンルの簡単にできそうな案件を試してみてもいいですね。

クライアントからしても、得意分野がはっきりしたワーカーの方が仕事を依頼しやすいです。

⑤自ら単価の交渉をする

クライアントの信頼を得て長期的なお付き合いができるようになった場合、直接単価交渉をしてみても良いでしょう。

クライアント側も、信頼があり安心して仕事を任せられる相手であれば、単価を上げてでも長い付き合いをしたいと思ってくれるでしょう。

会社員が副業として始める場合の注意点

収入やスキルを得るために副業を始めて、本業に支障が出てしまっては本末転倒ですよね。

なので今回は、クラウドソーシングに限った話ではなく、会社員が副業をするうえでの注意点をお伝えします。

副業ができる会社かどうか

勤め先の会社が副業を容認しているか「就業規則」を確認しましょう。

政府の要請で世間的には副業OKという風潮になりつつありますが、まだまだ副業を禁止にしている会社も少なくありません。

ちゃんと申請を出せば副業を認める会社もありますので、その場合は手順に沿って申請しましょう。

税金を収める必要がある場合も

本業のみの方の場合、所得税は給与から引かれ会社が年末調整をやってくれますが、副業を始めたらそういうわけにもいきません。

万が一年間の副業収入が20万円を超えた場合は、自分で確定申告をしましょう

仕組みを詳しく理解する必要はありませんが、自分が年間いくら稼いだかは把握しておいた方が良いです。

本業に支障が出る場合も

副業に熱中しすぎると、睡眠不足になり本業に寝坊してしまう。

眠くて作業がおろそかになる。

事前準備ができておらず仕事の質が落ちる。

このように本来のパフォーマンスを発揮できなくなると、最悪解雇もあり得ます。

心配な方は副業の時間を前もって〇時間と決めるなど、セルフマネジメントにはより気を付けましょう。

まとめ

いかがでしたか。

今回はおすすめのクラウドソーシングサイトのご紹介から、初心者がクラウドソーシングを使って稼ぐためのコツまでご紹介しました。

自分に合ったサイトはこれだな、と見つけていただいた方はそちらのサイトへ。

まだどれを始めればと悩まれている方は業界最大手の「クラウドワークス」がおすすめです。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

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